カテゴリーアーカイブ: お店について(歴史、跡継ぎ物語)

三代目タツシの跡継ぎ物語第7章、今と未来への章 共に創り、共に悦びのあるコミュニティへ。

2006年初頭のこと、 商いは順調だと思っていたのに、 数週間の改装休業明けに、 2〜3ヵ月にわたり、ぱったりとお客さまがいらっしゃらなくなるという事件が起き (実は起こるべくして起きた事件)、 その後、自分達らしさを素......

三代目タツシの跡継ぎ物語 第六章そして扉は開かれた。

2005年頃、一見順調に見えていた営業状態。しかしそこには見えていなかった物語が、粛々と進んでいたのでした・・・。 年末も忙しいうちに暮れ、明けて2006年1月初め、店舗の部分改装に取り掛かりました。 年賀状で小さく休業......

三代目タツシの跡継ぎ物語 第五章 船出。

約6年の会社員生活を経て西島眼鏡店に入社した27才タツシ。 両親を先生としての現場学習と自学、外部講習などと共に実務経験を積み、日本眼鏡技術者協会の認定眼鏡士資格を取得しました。   というとスマートですが、 ......

三代目タツシの跡継ぎ物語 第四章「その瞬間」は日常のようにやって来る。

電機メーカー名古屋営業所勤務で、跡を継ぐことに自問自答していたタツシ。 ある帰京の折に、跡継ぎの瞬間はやってきました。 夕食後に居間で父と二人になり、 「店をやるよ」 いうような、とても簡単な言葉で伝えました。 それは色......

三代目タツシの跡継ぎ物語 第三章 歩む所に出来る道

第三章 歩む所に出来る道 名古屋に転勤中に、家業を継ぐべきかという自問自答をし始めていた頃です、   ある重工メーカーから引合があったのですが、技術部の判断から断ることとなりました。 その理由を説明すべく技術部......

三代目タツシの跡継ぎ物語 第二章 いくつかの導き

電機メーカーに就職し2年目頃に名古屋に転勤となったタツシ。 会社での担当製品は、特注IC(集積回路)でしたが、 超文系出身の私にとっては、エレクトロニクスの世界は、まるで異次元。「信号が溜まる」なんて言われても全然イメー......

三代目タツシの跡継ぎ物語 第一章 旅の始まり

私が西島眼鏡店に入社したのは1986年(昭和61年)27才の時のことでした。 二代目の両親が引き継いでから約30年が経っていました。 西島眼鏡店は母の実家で、 父は以前は輸入自動車部品の販売店に勤務していました。自動車部......