小学校の同級生が残してくれたメッセージから、ニシジマが在り続けることの意味を感じました。
ニシジマには、休業日にいらしてて下さった方にもメッセージを残して頂けるよう、
「一言カード」とペン、ポスト、が閉店時の店頭に用意してあります。

手前が一言カード。書いて頂いたカードを赤いポストに投函していただきます。
ある休日明けの朝、ポストを見ると、一言カードが投函されていました。それにはこうありました。
「西島君へ
お久しぶりです〇〇です 今日は、父のお墓参りに来て、ぶらぶら散歩をしていたら、お写真を拝見し(タツシ注:店頭の掲示物の中に私の写真があります)
なつかしくおもい筆をとりました。母は西島君のところで めがねを作ってもらったと、ずっーと言っています。私の老眼にあうのもぜひ・・・。
小学校の同級生のC子さんでした。私のことを
「西島くん」と呼んでくれる、
子供時代を共にした大事な同級生の一人です。
お母さんのこともよく覚えています。
この地域に縁深いある友人は、
「街がすっかり変わってしまって、帰る所が無くなってしまった。」
と話していました。
そう、街の形はあっても(再開発ビルなどの)、
心の帰れる場所が無くなってしまうのです。
私はそこに、この地域で店を続けていくことの意味を感じます。
数ヶ月前に当店で初めてメガネを作って下さった、20代のK子さん。その時は就活中でした。つい最近店を訪れて下さり、店内に用意してある自由帳に、メッセージを書き残してくれました。
そこには希望していた就職先に決まったこと、そしてニシジマが
「自分のことを報告しに来たくなる私の心のよりどころになっているのかも。うれしいです。」
とありました。(K子さんは当店近辺にお住まいではありません)
とても嬉しかったです。
これからも、そんな
「気持ちが帰って来られる場」であることを、
店が在り続けることの意味と感じながら、
あなた様と共に、
この場を大切にしていきたいと思います。
だからココ
102周年 西島眼鏡店 三代目 西島タツシ