伝えるファンディングは
ひゃくつう(ニシジマ発行の手作り新聞:100Nen倶楽部通信)読者の方同士が、
自らの体験や知恵を伝え合うことで、
生活の豊かさの向上を、互いに応援しあう活動です。
今回は、アーベンさんが
「生涯スポーツ・卓球」であなたを応援します。↓
↓
「素晴らしき卓球〜老若男女・障害の有無を超えた生涯スポーツのススメ」
「よっしゃー、よし!よくやった!ニッポン、水谷隼、伊藤美誠、卓球界初めての金メダル獲得!」
(東京オリンピック混合ダブルス決勝でのテレビアナウンサーの実況より)
若年者層における卓球人気の高まり。今や卓球台が足りないほど入部希望者数が多いらしい。
2020東京オリンピックでの卓球界衝撃の結果についてご記憶の方も多いのではないでしょうか?(開催日は実際は2021年)
実はこの結果に繋がる機運は、卓球界全体、とくに子どもたちの間で高まる卓球人気にも映し出されていました。例えば、公益財団法人 日本中学校体育連盟のウェブサイトで公開されている情報によると、卓球部の人気の高さが伺えます。
平成22年度〜29年度 全国中学校体育大会競技加盟校の推移(男子)(*1)を確認すると、卓球、陸上、水泳、バドミントンが増加傾向にあり、それ以外の競技は減少傾向になります。また令和元年度のデータ(*2)も合わせて比較すると、全体として継続的に増加傾向にあるのは卓球とバドミントンのみとなっています。
平成22年度 |
平成29年度 |
令和元年度 |
増加人数 (R1/H22) |
|
卓球 |
144,231人 |
155,004人 (↑) |
159,137人 (↑) |
14,906人 (+10.3%) |
陸上 |
124,611人 |
127,465人 (↑) |
125,758人 (↓) |
1,147人 (+0.9%) |
水泳 |
29,229人 |
32,210人 (↑) |
29,514人 (↓) |
285人 (+0.9%) |
バドミントン |
36,098人 |
49,469人 (↑) |
50,559人 (↑) |
14,461人 (+40%) |
このように卓球界はいま確実に若年層からの底上げが図られており、今後もこの流れが続くと予想され、未来は明るいと言えます。
障害者の方でも気軽に取り組め、そして健常者と渡り合えるスポーツ。バリアレスな卓球。
また障害者の方で卓球を愛好している方(パラ卓球)は5000人以上いると言われており(参考サイト(*3)、ときに健常者の方に混じって試合に出ている方もいらっしゃいます。実際私が所属するチームが出場する試合に、パラ卓球ナショナルチームの選手である立石アルファ裕一選手(*4)に参加してもらって試合に出てリーグ戦優勝をもぎ取ったりしています。
最近ではパラ卓球協会主導で、健常者の方がパラ卓球の醍醐味と困難さを体験できる特別な卓球台を開発して体験会などを開いたりしており、ますます健常者の卓球とパラ卓球との垣根が下がり、ともに卓球を楽しむことができる環境が整いつつあります。(画像はパラ卓球のウェブサイトにあるもの(*5)を掲載)