西島眼鏡店の在り方の象徴とも言える、引っ越し部活動。あれから1年。家内は、こうふり返りました。
昨年(平成28年・2016年)1月30、31日 に、引っ越し部員さんの、大きな協力のもと、96年間慣れ親しんだ愛宕山から、ここ虎ノ門に引っ越しをしました。
前夜は冷たい土砂降りの雨、翌日の予報は雪でした。
当日は雨も止み、雪も降らず、寒いながらも、天候に煩わされることなく引っ越しをすることができました。
その時間は、とても楽しいもので、親しい仲間と旅行をしているような気分でした。
それからもうすぐ1年という昨年12月のある日、家内と中国料理のランチコースでささやかに忘年会をしました。
お店は麻布十番稲荷神社に程近い「和チャイナ」。
優しいご主人のお人柄そのままの、気負いないおいしさの料理はリラックスした時間を作ってくれました。
そのリラックスさからか、家内が引っ越しの時の気持ちを、自然に話し出しました。
それを目前にした時、
「いろいろな事が変わってしまうのかな」
と、漠とした不安を感じていたそうです。
でも、いざそれが始まってみたら、
「不安というよりも、安心な気持ちになり、気付いたら普通にやっていた」と感じたそうです。
それも、オナジミさん、引っ越し部員さん、すべてのお客さまが有形、無形に支えてくださったお陰です。ありがとうございます!
そして、その背景のもとに発せられた家内の言葉は私にとって何よりうれしいものです。
これからも 「ゆる〜くつながって 共に日々を楽しく」。そんな店であり続けます。
こちらにいらした時は、メダカと一年経った西島眼鏡店の成長ぶり見に来てくださいね!
もうすぐ100周年 西島眼鏡店
三代目 タツシ