三代目タツシの 街を伝える 街を創る。ちゃんとした居酒屋、虎ノ門 升本。

虎ノ門 街を伝える 街を創る その31

街の情景を書き記すことで、「街にあるべきもの」「街のこの先の姿」(当地に限らず)を探っていきたいと思っています。

虎ノ門「升本」: ちゃんとした居酒屋。「親父の代から升本です」。
誇りのあるお店に誇りを持って行く。それが生む大切なこと。

虎ノ門交差点近くの「居酒屋路地」エリアのランドマーク的お店。
店に入った途端にドッと迫ってくるワイワイガヤガヤの大音響の中に身を置くと、それだけでも活力が湧いてくる。

今は90才になった二代目父も、若い頃に同店を大いに楽しんだ。
当時はお酒に一級酒、二級酒の等級があり、価格もそれにならっていたが、「もし三級酒があれば大歓迎だ!」というような飲み方で仲間と楽しんでいたそうだ。《因みにそのころ同店のメニューでは、二級酒は「虎ノ門」、一級酒を「霞ヶ関」と呼んでいた》。

同店に行って思うのは、さすが酒屋さんのお店で(同店は元々酒屋さん)、
日本酒が、特に銘柄品でなくてもおいしいのと、

つまみのメニューに自負が感じられ、旨いこと。
私はこれを、その時間の積み重ねと共に
「ちゃんとした居酒屋」と呼びたい。

ちゃんとしたお店には、(お客にそれを押し付けはしないが)誇りがある。
ちゃんとしたお店に行き続けることにも誇りがある。ちゃんとしたお店行き続けようとする人は、ちゃんと振る舞うのだ。

このところ、街からそんなお店を消し去ってしまった損失に気付くかのように急ごしらえで、表層的にその空気を作り直そうとしているように感じる。
そんなに非効率なことはない。

視点を変えた街作りをすれば、楽しくてちゃんとした空気は
「血の通った効率性」のもとに自然に街に醸成されると思う。

追記:升本さんには、閉店時間 間際に独特の
「お客の追い出し」所作(お店の方が皆で一斉にします)があります。
あれは正にエンタテイメント、受け継がれてきたからこそ出来る技!
いつもやっているわけではないようなので、それに出会えればラッキーです。

だからココ

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