電機メーカーに就職し2年目頃に名古屋に転勤となったタツシ。
会社での担当製品は、特注IC(集積回路)でしたが、
超文系出身の私にとっては、エレクトロニクスの世界は、まるで異次元。「信号が溜まる」なんて言われても全然イメージが湧きません。
技術部門の方に頼らざるを得ない場面も多く、自分が理解しきれていない物を販売することにもどかしい気持ちが湧いてきました。

その頃で店は創業して70年近くとなっていました。
年数に重みは感じたものの、それに向き合うということもない状態でした。

当時、就職して研修の為に名古屋に来ていた弟と仕事の合間に昼食をとったことがありました。
そこで店をどうする?なんていう話も出ました。
それは軽い話題程度の会話でしたが、何故か以来、自分の心の中で
『西島家の家業は自分(長男)が継ぐべきではないのか?』
という問いの面積がだんだん広くなっていったように思います。
「70年続いたものを、そのままにしておくのもなぁ」と
「腹落ちするように理解できていない電子技術の中で仕事をしていく、もどかしさ」。
かといって、「すごく積極的にメガネの世界に身を置きたい訳でもない」。
そんな中始まったのは、自分を納得させる作業でした。
例えば「目に見えて、手で触れられる世界だったら、十分な理解の下に仕事ができる」
「ヨーロッパからメガネの仕入れをすれば貿易的な事もできる」。
折々にそんな事を考えるようになりました。

そんな時、電機メーカーの仕事から、気持ちが離れていくようなことが起こりました。 続く・・・。
101周年 西島眼鏡店 三代目 西島タツシ

大正8年(1919年)創業 西島眼鏡店 三代目店主
30数年間で数万顔を分析。「お顔のいいとこ活かし」を軸に似合うメガネを即座に選び出すことができます。きっかけはデジカメが普及する前の1988年頃、裸眼でメガネが選びにくい方の為に静止画撮影装置を導入したことでした。以来「お顔写真」と向き合い「なぜこれが似合うのか」を明らかにして独自のセレクト手法を確立しました。
又、受け継がれてきた「ズレないメガネ作り」の研鑽も重ね、「掛けているのを忘れる、ワクワクするメガネ作り」で「何が似合うのか分からない」「ズレる、鼻が痛い」等でお困りの方にとても喜んで頂いています。
- 厚労省認定 一級眼鏡作製技能士
- 似合うメガネ選びマスター
- かけ具合調整手わざ職人
- 両眼開放屈折検者
- ロードバイク・ライダー
- ドラマー
- 二女の父
