創業者 西島邦衛も100年前に、きっと見たこの海。もうすぐ100周年、見守ってくださいね〜
西島眼鏡店の創業者の祖父は、熱海市の網代(あじろ)の出身です。
それで、当家の菩提寺、お墓はJR伊東線網代(あじろ)駅そばにあります。
初夏のある日、家内に付き合ってもらい、お墓の掃除に行きました。
網代駅ホームに降り立つと、線路越しに見えるのは
親戚が営む西島名産店。
観光地、網代の玄関の顔として、永年そこに在り続けています。
そして、お寺へ。
こんもりと葉の繁る坂道の上、山の斜面にお墓が、あります。
雑草を刈り、周囲を掃き、花と線香を供え、
ほっとして、お参り。
ふと見ると、墓石の側面に刻まれた言葉。
「・・・齢17歳にて青雲の志を立て単身上京、眼鏡店にて大成し・・・」
西島眼鏡店を開業した大正8年は、20代前半。そして50代前半で他界するまでの間。
関東大震災や太平洋戦争での被災からの再建など、一気に生きた30年間だったことと思います。
祖父も100年前に見た網代の海。
おじいさ〜ん 西島眼鏡店はもうすぐ100周年だよ〜
『へ〜 もう、そんなに経ったか』
と開業前夜の慌ただしさを、昨日のことのように思い出しながら、空の向こうで、見守ってくれていることと思います。
100周年まで、あと2年。
それまでの時間を、あなたさまと、楽しんでいきたいと思います。
もうすぐ100周年 西島眼鏡店
三代目 タツシ