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一山(いちやま)はシンプルで個性的
一山という言葉を聞かれたことはありますか。
メガネフレームの作り方の一つで、サドルブリッジとも言われます。金属製のメガネフレームによくある、透明樹脂製の鼻当てがなく、左右のレンズをつなぐ「渡し(ブリッジ)」が山なりの形になっています。この部分が直接鼻にのります。
この一山メガネフレームはうちでは、大切な品揃えの柱のひとつなのですが、
それにはちょっと、きっかけがあります。
以前に店舗改装工事をしたときに、普段あまり開けない戸棚や天井裏を整理していました。そのときに見つけたのが、大正末期に私共で作った、通信販売用のカタログでした。30ページ程のその冊子には多くの一山フレームが紹介されていました。と言うよりも、当時は一山しかなかったといってもいいかも知れません。しかし、時は充分に経っていました。現在は一山フレームは少数派、あるようでないのが一山フレームです。それでも求めていくうちに、少しずつ出会いが開けて行きました。あるものは、個性的なドイツ製やフランス製であり、1970年代に作られたアメリカ製であり、そしてあるものは、一山を愛する日本人デザイナーによる、現代的な味付けのされたカラフルなものであったりしました。
では、一山メガネフレームの魅力はどこにあるのでしょうか。
掛けた時の印象は、シンプルであるのに個性を感じさせる。
面長の顔を、適度にふっくらとみせる。
目の間隔がひろい方のお顔を引き締める。
それと、通常のメタルフレームにあるような樹脂製の鼻当てが触れることからの開放感があり、「掛けていて楽」と言う声も耳にします。
ただ、このタイプは鼻の部分の調整がまず出来ませんので、「ずれないメガネ」
の観点からは、より慎重なフレーム選びが必要です。
すごく主張はしないのに、ちょっとおしゃれで個性的な一山メガネ。
きれいめの着こなしや、ビジネス、カジュアルでもOKです。
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