西島眼鏡店に来て、なんとなく人とのつながりを感じて楽しく思ったこと、ありませんか?人と人を結ぶDJのK男さんが気付かせてくれたことが、あります。
西島眼鏡店は、平成28年(2016年)1月に、96年間商いを続けた愛宕山下に高層マンションが建つことになったことから、ここ虎ノ門に引っ越しました。
その時に引っ越しのお手伝いをしてくれたM子さん(お客さまです)から当店のことを聞いたK男さんが、遊びに来てくれました。
面白そうに、熱心に店内を丁寧に見てくれるK男さん。当店部員さんのみが上がれる、2階部室にも、M子さんのご紹介ということで、ご案内しました。
部室でも人の緩やかな交流の空気を感じたK男さん、おもむろに、話し出しました。
「私はDJを,やっているんです。」
私のDJのイメージは、ミュージシャンが楽器を奏でるようにターンテーブルを操り、踊るような激しい動きと、巧みな楽曲の編集に、聴衆が熱狂しつつ踊る、というもので、そこでの主役はDJその人、というものでした。
しかし、K男さんのDJとしての立ち位置は、全くそれと異なるものでした。
それは「人と人のを結び付きや対話を円滑にする為の、場作りをする存在としてのDJ」というものでした。
(K男さんが「コミュニケーションのハブとしてのDJ」と仰しゃったのを、私なりに、解釈しました。)
そこで主役となるのは人。人は結び付きや対話で楽しさや成長を得ることと思います。
そして、DJは、それにとても重要な場や空気を提供してくれます。
なんか、その思いって西島眼鏡店のありたい姿と似ているように感じました。
人が訪れては、気持ちの置き土産をそこに残し、またそこに来た方が、それから何かを感じつつ、気持ちの置き土産をしていく。
西島眼鏡店が、そんな場になったらいいなぁと思っています。
それはココ↓
もうすぐ100周年
西島眼鏡店 三代目 タツシ