西島眼鏡店のニシジマ文庫は、あなたさまの「気持ち」を伝える「.場.」です。伝える、つながる、広がるって楽しいですよね!
世界が広がっていく楽しさ。
そんな気持ちがきっかけになり、部員さん(お客さま)にオススメの本を持ち寄って頂いてできた
ニシジマ文庫
スタートしてから、もう6年ほどになります。
最近は、あまり文庫へのご協力をお願いする
アナウンスをしていないのですが、
「これ私の好きな本。おすすめです!」
と、本を持って来て下さる方が、息長くいらっしゃいます。
数日前のこと。40年以上のお客さま、Y男さんが、本を携え、来て下さいました。
私も幼い時から親しんだ、近所の愛宕山(あたごやま)にまつわる歴史がまとめられた本です。
時には、歴史の表舞台にも登場する同山を、これ程詳細に、又、あまり知られていない事柄にまで書き及んだ本を、今まで見たことがありませんでした。
とても元気に活躍されていますが、高齢になられたY男さんは、こう仰いました。
(Y男さんの、前向きなお気持ちを、お伝えする為に、そのまま書かせて戴きますと)
「私が死んだら、この本も、どうなるか分からない。クズになってしまうかもしれない。」
「だから、そうなる前にと思って、ニシジマさんに持って来たよ」
と、ニコニコしながら、話されました。
私は、Y男さんが
「本が生き続ける場として、ニシジマ文庫を選んで下さった」
と、とてもうれしく、又、ニシジマ文庫がそんな役割も担っているのだと、教えて頂いたと感じました。
お陰さまで、ニシジマ文庫も皆さまの間で成長しているようです。
そんな文庫のある部室に、どうぞ、寛ぎにいらしてくださいね!
ココ↓
もうすぐ100周年 西島眼鏡店
三代目 タツシ