江戸から明治へ1

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江戸から明治へ1

江戸から明治へそして芝家具の誕生

幕末には日本に対し開国や条約締結をせまる列強国が来日し、その使節団はお寺を宿館としました。そして開国、明治時代へと入っていきますが、寺社地のいくつかは外国使節団の宿館になっていた縁から大使館等の拠点になっていった事が推測されます。当然そこに外国文化が流入してきます。同時に、多くの大名屋敷は、官用地へと転用されていきます。

当時の官は西洋に追いつけ追い越せの気持ちでそれらの文化を率先して取り入れていった事でしょう。そんな中に居たのが多くの腕利きの職人達でした。これらが結びついて生まれたのが「高級注文洋家具の製造」という地域産業でした。

初めは外国人から依頼された家具の修理が中心だったようですが、後に本格的な製造に着手し「芝家具」と名付けられました。明治4年に官庁で洋家具が使われだし、その後の西洋風建築ブームとあいまって最盛期をむかえます。

弊店の創業は大正8年ですが昭和初期の店舗には芝家具が使われていました。それは第2次世界大戦時の空襲で焼けてしまいましたが、先先代は「あの椅子だけは運び出したかった」と後々まで残念がっていたそうです。


 
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